こんにちは。

「原爆の父」と呼ばれた科学者、オッペンハイマーは幼少から勉強がずは抜けていたために、学歴も飛び級を繰り返しており、理論物理学から工業科学も含めた「総合的」な知識を持つ真の天才でした。数学や物理だけという単一科学の才能ではなかったのです。
そういう森羅万象の総合知識のオッペンハイマーが、核兵器を開発した後に言ったインタビューの中での言葉が、

「原子力は生と死の両面を持った神である」

これはどういった意味なのでしょう?

「死」の方は、核 ー 放射能 ー 破壊・死と理解できますが、「生」の方は、原子力発電利用や健康に放射能は良いものなのでしょうか?

福島原発事故の時、Youtubeに「福島原発事故の医学的、科学的真実・稲恭宏博士緊急特別講演3/25 栃木県護国神社にて」と題したものがありました。

稲博士によると、現在福島原発から出ている放射能量は「低線量率」の範囲内放射能量で人体や環境には何ら悪い影響はなく、逆に健康や環境にとても良いレベルのもので、広島・長崎とは桁が違うとお話しされていました。何と低線量率の範囲なら人体にも環境にもよいとは!!
地元の方も稲博士の講演を聞いて希望を持てたと喜んでおられたのが、数日でこのYoutubeは、何故か削除されていました。政府にとって何か都合の悪いことがあったのでしょうか。

私の父は戦争体験者で、8月9日、長崎に原爆を落とされたのを長崎から30km離れた諫早で目撃したそうです。翌、8月10日には放射能で充満している長崎市内に入り警備と道路整備の任についたそうです。その惨状はとても、とても言葉では、言い表せず時折話をする時はいつも目に涙をいっぱい溜めていました。
当時は放射能とは何か、人体や環境にどんな影響を与えるのか一部の人を除き、一般の人には全く知らされていませんでした。今日でも、アメリカの軍事秘密として当時の広島・長崎に落とされた原爆の放射能量は発表されていないそうです。

父は8月10日から9月10日まで約1ヶ月の間、長崎で放射能にさらされたことになります。
福島原発事故で放射されている何千ミリシーベルトとかいう値のはるかに高い値の放射能にさらされたにもかかわらず、戦後物資の乏しい時代を生き抜き、84歳まで病気一つせず、いや、逆に最後まで元気に生かせて頂いたのはどういう訳なんでしょう。父は何か特別だったのでしょうか。

昔から内臓の強い人は長生きすると言われていますが、父も若い時から内臓はとても丈夫だったと母から聞いていました。広島・長崎で被爆された方の中でも味噌や納豆などの発酵食品や乳酸菌が豊富な食べ物を常時食べていた方は、白血病に罹らなかったと耳にしたことがあります。
父の場合も味噌や酸っぱい漬物が大好きで、味噌と漬物と梅干生姜は自家製の物しか口にしなかったのが結果として良かったのかもしれません。無意識に腸内の善玉菌を増やしてバランスを摂っていたと思います。私は、云わば原爆二世で、今年で元気な孫10人の74歳の爺様になりますが、今のところ健康診断に引っかかったことはありません。ありがたいことです。

皆様もこれからは発酵食品に意識を向けられたらいかがでしょうか。